次男を産む前、検索画面で2歳差育児と入力すると、「地獄」という文字がサジェストに現れ衝撃を受けた。
次男が生まれてからの生活、どうなるんだろう…。生きていけるのかな…。
そんな産前からはや1年。まもなく職場復帰です。記憶があるうちにこの一年をザザーっと振り返っておこうと思います。
先に私なりの感想ですが、家庭での2歳差2人育児は、私にとって大変だけども愛おしい日々でした。
サジェストの「地獄」という文字もあながち間違いではないなと感じるタイミングもありましたが、今こうして振り返るとそれも愛しいのです。
きついなと感じた時は、子供たちが中学生くらいになって親離れし始める頃を想像し、こんなに求められるのは今だけと思いながら乗り切りました。
もちろん、周りの頼れる人ものは全て頼って、自分のご機嫌取りにも努めました。
これから2歳差家庭育児が始まるママさんの参考になれば幸いです。
次男生後0ヶ月、長男2歳2ヶ月
病院から家に戻る時、次男は他の人(ばぁばなど)に抱っこしてもらうべしと誰かのインスタで読み、妙に納得しその通り実行。
すぐに長男を抱きしめに行くと、「かっか帰ってきた(にこにこぉぉぉ」と。あまりの可愛さで涙が出た。(精神が弱っている…!)
そんなこんなで次男が加わり、生活リズムが整わない中での育児スタート。
実家にいたのでなんとかなったけど、もし家事も自分でとなるとかなり過酷だと思う…。思うように動けないし…。
長男もまだ赤ちゃんの存在に戸惑っている様子。
どうしても次男に手がかかってしまうため、次男が寝ている間にたっぷり長男と向き合うことで精神面をフォロー。
次男のお世話も長男と一緒にできることは一緒にしたりして楽しむことを意識。新しいオムツ持ってきて、とか。
あーなんか思ってたより大丈夫かも、と余裕をかます。
次男1〜3ヶ月
生後1ヶ月で実家から自宅に戻る。そして、余裕だったのは実家にいたからだと気づく(当たり前w)。
とにかく上の子優先!を心がける。次男のお世話もできる限り一緒にやる。おしり拭き取って、とか。
寝かしつけはカオス。あっちが寝たらこっちが起きる、長男が寝そうなのに次男がうんち、ゲロ、長男復活、はい寝かしつけやり直し〜。
夜中の次男のお世話中、長男が起きて泣くことも。対応のため、普段は別室で寝ている夫も同室で寝る。
最初の頃は長男を早く寝かしてあげなきゃとか、早く起こさなきゃとか、そんなことを考えていたけど、私には無理だった。(ひどい時は2歳長男の就寝は23時を過ぎることも…)
今は生活がグダグダでも仕方ないと割り切ることで比較的心穏やかに過ごすことに成功。
次男、昼夜問わずとにかくゲロとうんち、選択の繰り返し。寝てる時間が多いからなんとか耐える。
昼寝は布団かソファで、二人の間に私が収まる感じで寝かしつけ。2人同時に寝たら最高!当然同時に寝ない日もある。一人時間がないときつい。
次男5ヶ月〜1歳
長男が「次男くんゲロしてる〜!」「次男くんうんちでてるよ〜!」と教えてくれるようになったのもこの頃からかな?初期から一緒に次男の世話をした甲斐あって、長男の戦力化に成功。
昼のペースができてきたら、同時に寝てくれる瞬間をなんとかつくへると◎。作れないと、げっそり。
次男は発達が早く、7ヶ月頃から歩き出し長男の遊びを邪魔して毎回喧嘩になる。
こけて怪我をする恐怖、おもちゃなどの誤飲の恐怖との戦い。
吐き戻しがひどく、8ヶ月くらいまで出かける前に何回着替えるねん、いつ家出れるねん状態。
離乳食きつい。パウチや生協フル活用。
ここでも長男、次男に食パンをあげてくれるなど、超優秀戦力として活躍。朝ごはんは子どもたちの分準備したら勝手に食べてくれたので、大助かり。(喉詰めないようにだけは気をつけて!)
子どもたち2人で一緒に遊んでたり寝てたりすると最高にかわいい、超癒し!!
上の子の赤ちゃん返りは想像よりマシだった
うちの長男は、赤ちゃんのモノマネはするけれど、嫉妬でギャーギャーごねたり弟をいじめたり、そういったことはありませんでした。
あくまでうちの場合ですが、下の子の世話を一緒にやったことと、上の子が求めてきた時は最大限応えるよう意識したことなどがよかったのかなと思っています。
次男の世話するからと言って私から引き離したりせず、とにかくなんでも一緒にやることで、彼の中で「お母さんを取られた!」という感情が大きくならなかったのかな…と思います。
2歳差育児のワンオペお風呂はこう乗り切る
次男0ヵ月
次男0か月は沐浴で対応。実家にいたこともありワンオペはなかったので割愛。
ちなみに沐浴やってる間長男はというと、一緒に風呂場にいてお手伝いしてもらったり、リビングでYouTube見てたりという感じ。
次男1ヵ月〜お座りが安定するまで
生後1か月~3か月くらいの寝ている時間が長い間は、次男をハイローチェアに縛り付けて寝かしている間に自分と長男を洗い、次男を起こして風呂に入れ、3人同時に上がる。
次男がお座りできるようになるまではバスチェアが大活躍しました。我が家のはこれ。新生児期から使えます!
お風呂から出る時は、ハイローチェアにバスタオルを敷いておいて、次男はそこに着地。放尿するのでおむつだけつけてとりあえず包み、その間に長男と自分の体を拭く感じで乗り切る。ハイローチェア、めっちゃ便利〜!!
寒い日は大人はバスローブがあると便利です。洗濯しても割とすぐ乾くのでおすすめです。
次男6ヵ月〜
次男がお座りができるようになってからは、バスチェアなしでそのまま座らせたり、つかまり立ちさせたりしています。お風呂マットがあると安心かもしれませんね!
お風呂上がりは、まず自分を拭いて、顔に化粧水やらして、次に適当なクッションの上にバスタオルを敷いておいたところに次男を着地、オムツand 包む(放尿怖い)。最後に長男を拭いてリビングに野放し、といった具合で乗り切りました。
終わりを想像すると愛しさが込み上げる
子どもが2人になり、大変なことも多かったです。発狂したくなる(というかした)日もあります。しかし、今こうして振り返ると、とても濃密な時間で、毎日子どもたちの成長をみられる愛しい日々でした。
きついときは、一息ついた後、こんなに母としての私を求めてもらえるのって人生でほんと今だけなんだなーと思ってみる。そうしたら、目の前でギャーギャー泣いてる子どもたちが愛しくて仕方ない。そんなくだらないことで全力で泣いてる君も最高だ!!と思えました。
小さな手をつないで歩くのも、両腕に子どもたちをかかえて眠るのも今だけ。「今」を大切にして後悔のないように過ごしたいなと改めて思いました。
あっという間の一年、かけがえのない一年。
幸せな時間をありがとう!これからもすくすく大きくなってね!